『決戦』
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とった写真の枚数を考えても「決戦」のページが増えていくのは仕方あるまい。
もちろんここに貼られている写真はごくごく一部であり、この大量の画像がメモリを圧迫している事は否めない。
ま、それはともかくとして。



最後の戦いが始まった。
降り注ぐ雷光をかいくぐりながら戦士は剣を振るい、魔法使いは魔法を打ち込む。
先ほどとは違い、確実にゴルモアのHPは減っていった。

そして筆者はこのときを待っていたのである。

「Nyraxle」
呪文を唱える。
ゴルモアに300超のダメージ!
おっしゃぁぁぁぁっ、WoD(Word og Death)入ったぁぁぁぁっ!これで悔いはない!ビバSW!
やたら爽快な気持ちになりながらWoDを打ちまくる。




前に二回負けてる奴がでかい口叩くんじゃねぇ!
墓の下で焼き鳥でも食ってな!

そして・・・





ゴルモアの遺体は跡形も無く消えた。
ゴルモアは今度こそ、完膚なきまで滅びたのだ。
さあ、胸を張ってブリティンに帰還だ!



そして、FFB隊員と筆者達に守られたエレインを歓呼の声が迎える






戦いは終わった。
女史はソウルイーターを差し出した白いドレスの冒険者を呼び出す。

「この剣を貴方にお返ししようと思いますが」
もらっとけ〜、との周囲の声を気にすることなく彼女は言った



「また、ブリタニアが危機に陥った時その力をお使いください」
女史はうなずくと、こう言った
「わかりました。ではこの剣はみんなの魂を救う事の剣になるようこれからはSoul Saverと呼ぶことにしましょう 」
白く輝く刀身となったこの剣に、なんとふさわしい名であろうか。
エレイン女史は涙ながらに、ブリタニア評議会の代表という任務をエレインに与えた不在の陛下と、共に歩んできた冒険者に感謝をし、名残を惜しみながらも大きく手を振ると評議会に行くべく去っていった。




ヴェクの死を乗り越え、更に大きな力を得たエレイン女史。我々もまた、それぞれに大きな何かを得たことを感じながら王城を後にしたのであった。


















さてゴルモアも退治したことだし、マジンシアの実家の周りの清掃でもしないとなぁ・・・と準備をしていた時。
早速ソウル・イーター改めソウル・セイバーが飾られた、という話を聞いて城にUターンした筆者。




おお、神々しい・・・。

ソウル・セイバーの元の所持者の方もやってきた。



一つの大きな物語が終わった事を感じながら、のんびりと語らっていると



評議会が終わったらしい、エレイン女史登場。ちょっとびっくり。

女史は飾られたソウル・セイバーにご満悦であったが
「あの輝きも素晴らしいけど私なら・・・」と

 

看板をオレンジ色に染めた。
オレンジ、それはもちろん献身の徳の色である。

エレイン女史は、その場に居たFFBの傭兵の方々や、他の冒険者の方々にもお声をかけられた。
そして

「貴方達は銀行前からすっ飛んできてくれるものね。タウンクライヤーが言ってたわよ。緑の女の子とピンクの女の子がすごい勢いで走ってくって。あなたたちのことね?」



ごふっ(吐血)
アガサめっ、なにをどのように喋りやがった!





こうしてめでたく筆者は「凄い勢いで走っていくピンク色の方」と、ブリタニア評議会代表エレイン女史に認識されたのであった。
ううむ・・・・。